グラフを作るとは、情報を取捨選択すること
マーケティングやデータ関連職でも軽視されがちなグラフ作り。 関連書籍も乱立しているけど、バイブル的なこの本は立ち読みでもいいから読んでおいて損はないと思う。
Google流資料作成術 | コール・ヌッスバウマー・ナフリック, 村井 瑞枝 |本 | 通販 | Amazon
細かいグラフの作り方までこの本で学ぶ必要はない。
少なくとも、Googleスプレッドシートの機能だけで作れないグラフもある(なんでだよ)。
重要なのは「数値をグラフに表すということは、収集した情報の一部を意図的に選抜することである」ことで、その取捨選択の基準は、「どういう文脈で誰に何を伝えたいか」という背景であると思う。
リモートで生きていく
フルリモートのまま転職をしたこともあって、個人的にはリモート環境に抵抗がないし、困ってもいない。
ただ、そう感じているのは自分だけなのではないか、という視点は持ち続けていた方がいいなと思う。
なので、リモート環境に関するベストプラクティスや知見は定期的に収集していたい。
最近参考になったものを置いておこう。
アナリティクスの視点
『STARTUP 優れた起業家は何を考え、どう行動したか』を読んでいて、”分析すべきこと及びそれに必要なデータ”という観点だけでポイントを抜粋しておく。 (本当は積読したままの『Lean Analytics』を読まねばと思いつつ...)
- 検証するべき要素は何か、がまず重要
- プロダクトマーケットフィットしている状態の水準は、「WAUが7%以上でオーガニックで成長していること」(by Y Combinator)
- 1プロダクトに必要な検証には大体3ヶ月かかる(LP制作なども含む)
- 顧客獲得コストを増大させる最大の要因は競争
- キャッシュエンジンとトラフィックエンジン
- アプリ運営において重視しなければいけないこと
- プッシュ通知
- オンボーディング
- ファーストビュー
- 7日目までのリテンション
- CMの打ち時:アプリが200万DLいったあたりでCMを打つと、口コミがワークして効率的にユーザー獲得できる
- 投資家向けにプレゼンすべきポイント
- 事業の可能性は採用にも重要
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自分より優秀な人を採用できるか
ちょっと原文が見当たらないが、スティーブ・ジョブズの言葉に
「Aクラスの人材はAクラスの人材を連れてきて、BクラスはCクラスを、CクラスはDクラスを連れてくる」
というものがあるらしい。 Aクラスの集団はAクラスをキープできるが、そこにBクラス以下が混ざると、bozo explosion(無能の連鎖)が起こる。厳しいが、もっともな話だと思う。
採用に関わることになった。自分でも活躍できていると思えていない現在、困った話だと思っている。参加するのは選考ではなくカジュアル面談だが、自分の基準を信頼して良いものか...
とりあえず、想定問答集を作って、自社の魅力を相手のニーズにフィットする形で真摯に伝えていくぐらいしかできない。
Terraformって何
Terraformってなんなのか、調べた。
今回のゴールは、「Terraformで管理する」の意味がだいたいわかることとする。
ざっくりめで。
Terraformとは
- Infrastructure as Code(IaC)のためのツール
- インフラ構成(管理)ツール
- オープンソース
- Go言語で開発されている
Infrastructure as Codeとは
- Infrastructure
- サーバー、ネットワーク機器
- IaCの場合、クラウドなどの環境(の構成)を指すことが多い
- Code
- この場合のコード=規定、符号のような意味に近い
- 例)コーディング=プログラミング言語で記述すること
- "コードとしての"=コードとして規定された(プログラムされた)という意味
- 規定された書式でまとまった手順書という意味もある
- この場合のコード=規定、符号のような意味に近い
つまり IaC=インフラ構成をコードで管理すること
"as Code"ではないInfrastrucure管理
Infrastructure as Codeのメリット
≒コード化による自動化のメリット
- 再現が容易
- 作成〜破棄までの管理が容易
- (コードなので)バージョン管理が容易
IaC関連で他に気になること
今回は省略するが、おいおい調べる。
- IaCのためのツールにはTerraform以外どんなのがあるのか
- IaCのデメリット
Terraformの特徴
インフラ構成ツールの中でも
インフラ構成を実現する方法のうち、"宣言型"を採用している
作成手順を意識せず、定義だけを記載すればいい
なので、定義ファイルのバージョン管理=インフラ構成の管理になる
できること
インフラの構築・変更・破棄
管理する対象
いわゆるクラウドサービスだけでも、
AWS, Azure, GCP, Oracle, Alibabaなど多数
作業の流れ
- (環境を構築する)
- 定義ファイルを記載
- コマンドを実行する
- (Terraform側で)構成ファイルで宣言した状態を取得
- (Terraform側で)変更内容を宛先のプロバイダーにプッシュ
- 宣言された構成のサーバーなどがGCPやAWSに立ち上がる
Terraformの定義ファイル
どうやら「.tf」という拡張子のファイルらしい
既存インフラリソースをTerraformで管理する
それができるコマンドが存在している
既存リソースの構成を読み取り、定義ファイルを作成する
まとめ
「Terraformで管理する」とは
Terraform経由でクラウドなどのインフラを構築・修正・破棄すること
参考文献
アップグレードプログラムの話
前回「M1チップって何」という記事でM1 Macについて調べたので、念の為店頭に見に行ってみた。
気づいたことが3つ。2つは実機を見なくてもわかったことだが。
- キーボードがアップデートされている
- JISキーボードしか選べない
- AirとProのスペックがほぼ変わらない
1. キーボードがアップデートされている
2019までの第4世代バタフライキーボードから、2020はシザー構造Magic Keyboardに変更されている。個人的には、打ちやすいように感じた。(おそらくワイヤレスキーボードを使うのであんまり関係ないが)
2. JISキーボードしか選べない
アップグレードプログラムの対象はJISキーボードに限るらしい。 仕事用マシンでUSを採用したこともあり、US(またはUK)に揃えたいと思っていたので、残念。
3. AirとProのスペックがほぼ変わらない
すでに多くのブログなどで言及されているが、よっぽどのことがない限りM1搭載モデルでProを選ぶ理由はない。個人的な用途を考えても、Airで十分なことが予想される。